Tortoise Garden

【バランス給餌について考えるプロジェクト】

現在、自然素材・野草・土・通信販売専門店の“ワイルドガーデン”さんと一
緒にリクガメを中心とした草食性の生き物向けに、野草を中心にバランス給餌
を考えた飼料について研究を進めています。

自然下で生活している野生の地中海リクガメは、毎日日光浴で体温を上げ、餌
となる野草を探して広い範囲を歩き回っています。毎日食べるわけですから、
当然単一の種類の野草ばかり食べれるわけではなく、許容範囲の中で多くの種
類の野草を食べているのです(とある観察結果では、野生のギリシャリクガメ
は1日に200種類以上の野草を食べているとか)。この多くの種類というの
が給餌のポイントだと思うのです。人間でもよく言われるようにたくさんの種
類のモノをバランスよく摂取しなければ健康を維持できないわけです。

また、こんなことも考えたりしえいます。野草の種類が違えば、同じ成分でも
その他の成分との組み合わせにより働きが違ったり、実は人間の化学では分析
できない微量な成分が野草の中に存在していてそれが重要な働きをしているの
かもしれない、と。カルシウムを例にとると、人工的に製造/精製されたカル
シウムよりも、自然界で生成されるカルシウムの方が生体に対して良好な結果
が出るであろうことは容易に想像できます。
いずれにせよ、人間の常識の範囲の外にある自然界の現象は解明できないわけ
なので、人間が手抜きをしてたどり着く単調な給餌パターンは人間の常識の範
囲の外の原因でトラブルを引き起こすことが想定されます。人間の医学が未だ
解明されない現代においてリクガメの生態を解明できるはずもないので、出来
る限りの創造力をもってリクガメの餌をはじめとする生態についてノウハウの
蓄積に勉めていきたいと思うのです。

なので小松菜、チンゲン菜、配合飼料といった画一的な方法で栽培・製造され
た餌に偏りがちなリクガメの給餌パターンを打破することがリクガメの健康を
維持するポイントのひとつだと思っています。それも畑で人工の肥料で栽培さ
れた野菜ではなく、野に逞しく育つ野草でバリエーションを増やせれば理想的
です。ただし、年間365日毎日毎日野草を採集に行くのは、(特に都心にお
住まいの方々は)現実的ではありませんので、今回、野外でできる限り自然に
近い状態で健康にリクガメを生活させてあげたいという私と同じポリシーを持
った仲間と意気投合し、少しでも多くのリクガメ飼育者のために(多くのリク
ガメたちのために!)普段八百屋さんでは手に入らない野草やミネラル源を供
給する取り組みを始めました。

自然下では、野草を食べる時に野草に付着したものや直接土を食べることによ
りミネラルなどの微量栄養素を摂取していますが、飼育下では、飼育環境のメ
ンテナンス性を考慮した場合、庭飼育以外で床材に土を使用することはあまり
現実的ではありません。したがって、どうしてもミネラル分を自然と普段の生
活の中で摂取する、というチャンスが飼育下のリクガメにはほとんどありませ
ん。そこで今回、仲間と製造したライフフードという野草ミックスフードには
、そのミネラルを摂取できるように卵の殻やミネラルを多く含んだ土を添加し
て、複数種の自然発生的ミネラルを摂取できるよう配慮しています。
野草も、タンポポ(花、葉、根、種子)、クローバー(花、葉、茎)、ハコベ
、オオバコ(葉)、ノゲシ(葉)、イネ、ナズナ(種子、茎)、桑の葉、その
他旬の野草数種類を乾燥させ粉末にしたものを使用しています。このライフフ
ードだけで少なくとも10種類以上の野草とその他数種のミネラルが摂取でき
るようになっていますので、野菜や野草に振りかけて与えることで、バランス
給餌のサポートになるのではないか?と考えています。

以下に代表的な野草の例を示します。

【野草の特徴】

<桑の葉>
桑の葉は青汁でも利用されているように、古くからその栄養価の高さには定評
があります。              ■成分等の情報はこちら■

<枝豆の葉>
普段、シャンとした新鮮な葉を見かけることは滅多にありませんが、カルシウ
ムの含有量はダントツです。        ■成分等の情報はこちら■

<タンポポ>
栄養価と嗜好性の高さ、両方のポテンシャルを併せ持つ野草の王様ですね。
                       ■成分等の情報はこちら■

<オオバコ>
カルシウムも多いですが、繊維質の多さも魅力です。人間の体調維持に効く成
分がリクガメにも効くかも(?)。         ■成分等の情報はこちら■

下に平日に野草採集に行けない場合の給餌パターンの例を紹介しています。食
べやすいもの(小松菜など)、食べにくいもの(桑の葉など)を交互に与える
ように意識しています。
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月:小松菜 with ライフフード
火:モロヘイヤや枝豆の葉
水:チンゲン菜 with ライフフード
木:桑の葉
金:サニーレタス with ライフフード
土:自分で採集した野草
日:自分で採集した野草
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このパターンで、例えばライフフードに10種類の野草が入っていると仮定す
るならば、合計15種類ほどの餌と各種ミネラルが摂取できることになります。

また、この商品は、今後の進化をとげるべく、随時手を加えていきたいと思っ
ています。
なので、「こういうふうにしてみたらどう?」というようなご意見・アドバイ
ス等がありましたら、遠慮なくご連絡ください。さっそく検討課題として考慮
したいと思います。

また、ライフフード以外にも、枝豆の葉や桑の葉などのように、どこでも手に
入るものではないけれど、草食性の生き物の餌として有効なものも、随時ご提
供できるようがんばりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたしま
す。


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